MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の世界の中でも、今回である意味一区切りの作品となった、『アベンジャーズ/エンドゲーム』。 日本での公開が始まってから早1か月がたち、リピーターが相次ぐこの作品ですが、何とジェームズ・キャメロン監督の持つ、映画『タイタニック』の興行成績を上回るという快挙を成しえています! しかし、MCUの映画はこれまで数多く出ていて、何もわからないのに映画館へ行っても大丈夫?という声をよく耳にしませんか? そんなことはありません!今回は、初見でも安心して『アベンジャーズ/エンドゲーム』を楽しめる、見所をご紹介していきます!
目次
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあらすじは?映画の時系列はどこ?
『アベンジャーズ/エンドゲーム』は、時系列で言うと、昨年公開された『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』、キャラクタースピンオフ作品の『キャプテン・マーベル』、そして『アントマン&ワスプ』の後日談にあたります。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のバトルで、宇宙の支配者・サノスに敗れたアベンジャーズの面々。サノスは”インフィニティ・ガントレット”の力で、地球の人口の半分を消し去りました。その中には、歴代のMCU映画で活躍したヒーロー達も…。
大切な家族や友人を目の前で失うという、未だかつてない絶望的な状況共に、地球に残された35億の人々。
悲劇を受け入れられずにいる者もいれば、この悲劇を乗り越えて前に進もうとする者もいました。
しかし、そんな絶望的な状況の中でも、“彼ら”は決して諦めていませんでした。そう、”生き残った”アベンジャーズ達です!
指パッチンで消えずに生き残ったヒーロー達が、成すすべもない状態から巨悪サノスを打ち倒すまでの葛藤、友情、そして別れ…。それが、今回の話のメインとなっていきます。
それでは、これから鑑賞前に抑えたいポイントを3つ紹介していきます!
生き残ったヒーローは?新たに合流するヒーローは?
まずはおさらい。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で生き残ったヒーロー達は一体誰でしょうか。
キャプテン・アメリカ(スティーブ)、ソー、ブラック・ウィドウ(ナターシャ)、ハルク(バナー)、ウォーマシン(ローディ)、ロケット、ホークアイ(クリント)、オコエ、ウォン、ヴァルキリー、そして宇宙を彷徨うアイアンマン(トニー)、そしてネビュラです。
そして抑えたいポイントはこちら!今回合流する新ヒーローです!
生き残ったアベンジャーズに合流するのは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の布石に繋がるエンドクレジットを残した映画『キャプテン・マーベル』の主人公・キャプテン・マーベルこと、キャロル・ダンバー!
そして、こちらも『アベンジャーズ/エンドゲーム』の布石に繋がるエンドクレジットで当時話題をかっさらった映画『アントマン&ワスプ』のアントマンこと、スコット・ラング!
この新しく参戦する2人のスーパーヒーローたちの活躍が、今作のキーパーソンと言っても過言ではありません!
カギを握るは”インフィニティ・ストーン”とアントマン?
次に抑えるべきはこの2つのカギです!今作でサノスを倒すカギとなるのは、”インフィニティ・ストーン”とアントマンの活躍なんです!
一体どういうことでしょうか。
まずは、MCUの映画作品に登場していたインフィニティ・ストーン。
このインフィニティ・ストーンは、5つ集めることで初めてその威力を発揮する、いわば魔法の石。
前作の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、サノスがこの石を集めたことにより、サノスの望みが叶ってしまい、数多くの悲劇が起きてしまいました。
この”インフィニティ・ストーン”が、今作でも重要なカギを握ることになります。
もし、映画館へ行く前に他のマーベル作品も見てみようということがあれば、是非インフィニティ・ストーンがどこに出てくるのかを注意してみていただくと良いかもしれません!
そして、アントマンの再登場。
アントマンは、”ピム粒子”という物で、自分の身体をアリの様に小さくしたり、巨人の様に巨大化することで、敵を翻弄していきます。
また、アントマンはその力を利用することで、とある世界へ行くことが出来るようになります。そう、顕微鏡でしか見ることが出来ない様な、”量子の世界”。
この”量子の世界”を知っているアントマンこそ、サノスへの打開策への重要な役割を果たすことになるのです!
しかし、前作『アントマン&ワスプ』では、アントマンは量子の世界へ行ったまま。
一体、どのようにして生き残ったアベンジャーズと合流するのでしょうか?気になりますよね!
ドクターストレンジの予見は当たるのか?
最後はこちら。絶対に注目してほしいポイントです!
前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、ドクター・ストレンジはある予見をアイアンマンに話します。
”アベンジャーズがサノスに勝つ可能性は14,000,605分の1”
今作は、その超わずかな確率しかなかった勝利を実現するまでの物語です。
カギの2つもそうですが、確かに言えることがもうひとつあります。それは、サノスは1人、アベンジャーズはチームで戦っているということ。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をご覧になった人はわかるかと思いますが、あんなにバラバラだったヒーローたちは、作品を重ねるごとに、チームとして協力しながら敵と相まみえてきました。
前々回作の『キャプテン・アメリカ/シビルウォー』で起きた、意見の対立を乗り越えたヒーローたちです。
各々の意見の違いがあっても、話し合い、時には拳を交えながらも本音をぶつけ合い、乗り越えてきた彼らのこれまでの行動を予見しているのではないかとも言えますね。
当たってほしい、その予見!!
アベンジャーズの集大成をこの目で見よ!
今作で、これまでMCUを引っ張ってきた役者の大半が契約が切れるという事情があるというのをご存知ですか?
キャプテン・アメリカ役を演じたクリス・エヴァンス、アイアンマン役のロバート・ダウニー・Jrがその代表的な例。彼らは今作をもって、それぞれが演じていた役を降りるという情報があります。
果たして、『アベンジャーズ/エンドゲーム』ではどのようにして有終の美を飾るのでしょうか?
しかしいえるのは、MCUにおけるフェーズ3(いわゆるシーズン3)が築き上げた10年の集大成と言える作品となっていることには間違いありません。
特に、これまでのマーベル作品を見てきた人にとっては、涙なしでは見れない展開が盛りだくさん。
シリーズの区切り、そして集大成を観に、あなたも映画館へアッセンブル!